ビートルズのアルバム「Yellow Submarine」の収録曲
作詞作曲はジョージ
歌詞は、「音楽なんて自由なんだよ、間違いなどない」といった感じ。
ただそこに、ちょっと含ませがある感じですね。
Northern song、とはどこか地方の歌のことかなと思いそうですが、どうやらビートルズの曲の著作権を管理する会社のようです
メンバーのうちジョンとポールはメインソングライターであったためかこの会社の株主でしたが、ジョージとリンゴは違いました。
会社や権利料のコントロールが効かず、曲を書いても自分ではなく会社のものになっていく。
そんな想いを書いている感じですかね。。。。
(ちなみにジョージとリンゴは後にそれぞれ別に自分の曲を管理する会社をつくりました。)
一応、a northern song(とある北方の歌)なわけで、会社のことを言っているとは限らない、とはいえ
名前はそのまま。ほとんど直接的な批判ですね。
映画「Yellow Submarine」でもかかってますね。
和訳
もしこの歌を聴いていたら
コードが間違ってるって思うかもね
でもそんなことないんだ
そういう風に書いただけさ
夜遅くに聴いていたら
このバンドはなんかおかしいって思うかもね
でもそんなことないんだ
そういう風に演奏してるだけさ
大したことじゃない、どんなコード弾くか、
どんな言葉を発して、どの時間帯かとか
単に、とあるノーザンソングスさ
大したことじゃない、どんな服を着てるとか、
どうやっていくかとか、僕が茶髪かどうかとか
とあるノーザンソングスだったらね
もしハーモニーが少し暗くて、音が外れていると思ったら
正しいよ
誰もいないんだから
誰もいないって言ったろ
単語、表現
fare:暮らしていく、やっていく、成り行く
歌詞
If you're listening to this song
You may think the chords are going wrong
But they're not
We just wrote it like thatWhen you're listening late at night
You may think the band are not quite right
But they are
They just play it like thatIt doesn't really matter what chords I play
What words I say or time of day it is
As it's only a Northern songIt doesn't really matter what clothes I wear
Or how I fare or if my hair is brown
When it's only a Northern songIf you think the harmony
Is a little dark and out of key
You're correct
There's nobody thereAnd I told you there's no one there