前回分はこちらから【英文法講座-1】五文型①~英語の語順とS-V-O-C
はじめに
英語の学習にはいろいろありますね
英語の本を読んでみたり、教材の音声や、洋楽を聞いてみたり、
最近だったら英語の動画をネットで探して眺めてみたりなどなど
しかし、英語の学習を進めていくと、どこかで必ず文法の勉強をすることになります
文法はめんどくさい、という印象のある人も多いかもしれません。
しかし、マニアックなものでなければ、ほとんどの文法は基本的に英語を読むときにも、聞くときにも、話すときにも必ず役に立つ大事な知識です。
難しく考えすぎず、サクッと理解して、使えるようにしてきましょう
前回は、
前回は
英語は語順が大切だ
Sは名詞、Vは動詞、Oは名詞、Cは名詞か形容詞が一般的
という内容でした。
これらを踏まえて、五文型について解説していきます
五文型について
何故五文型が大切か
英語の文は基本的にすべて五文型をとるからです(例外がないわけではないですが)
また、どの文型を取るかは、基本的に動詞に依ります
(動詞が、自動詞か他動詞か、他動詞ならSVOOやSVOCを取るかどうかなどを考えていきますがこれはまた後に)
で、その五つの文型とは
SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC
の五つ
第何文型などの番号は覚える必要は全くないです
一応書くとちなみに、上から順に第一~第五文型です
文型がわかることのメリット
また文型がわかるとありがたいことがあります
それは単語の意味が分からなくても、文章の意味を推測しやすくなる、ということです
というか、各々の文型が決まった時点でほとんど意味は決まってきます
SV
→SがVする
(ex. I walk around here 私はここら辺を歩く)
S V
SVC
→SはCだ(S=C)
(ex. I am very glad to hear that それが聞けて僕はすごくうれしいよ)
S V C
SVO
→SがOにVする
(ex. I think that it is plain それは明白だと思うね)
S V O
SVO1O2
→SがO1にO2をわたす
(ex.He bring her a cup of tea)
S V O1 O2
SVOC
→SがOをCにする(O=C)
(ex. She get some money saved)
S V O C
SVOOとかSVOCってめんどくさそう、って思ってた人も多いかもしれません
でもむしろ逆で、この二つの形は特徴的でわかりやすいし、文型がわかればほとんど意味も決まってきます
動詞の単語が?でも、分かったも同然です。チャンスですね
なので、むしろこの二つの文型だけは「文型自体の意味」を押さえておきましょう
次回は、実際にどうやって文型を見分けていくかを考えていきます
次の回へ【英文法講座-3】五文型③~自動詞と他動詞、どの文型か決定するには