オフスプリングのセカンドアルバム。
佳曲ぞろい、夜明けはじめの段階のアルバムです。
バックグラウンド
このアルバムは「「Smash」より前のアルバム」的な印象を持ちやすいかもしれませんが
本当にゆっくり売り上げを伸ばし、ビルボード200位には乗らなかったものの、次作スマッシュのでた2年後(アルバム発売から4年後)の1996年にはアメリカでゴールドレコードにまで上り詰めます
スマッシュの大大大成功も、イグニッションによるオフスプリングの世への浸透があってこそでしょう
これもかなりの出世作です
プロデューサーはトム・ウィルソン。レーベルは、一部にはすごく有名なエピタフレコーズ。エピタフはこのアルバムからです(それまではネメシスレコーズ)
また、トムとはファーストアルバムからの付き合いで、スマッシュまで付き合うこととなりますが、
彼の意向でこのアルバムの製作前にエピタフレコードへ移ることになりました。後から見ればこれが転機だったのはだれが見ても間違いないですね
曲リスト
リンクは歌詞の和訳ページ
- Session
- We Are One
- Kick Him When He's Down
- Take It Like A Man
- Get It Right
- Dirty Magic
- Hypodermic
- Burn It Up
- No Hero
- L.A.P.D.
- Nothing From Something
- Forever And A Day
現在の立ち位置?
ファーストアルバム「The Offspring」と違って、こちらは未だにセットリストに入る曲がちらほら。SessionやDirty Magicなど
以後のオフスプがよく使うようなフレーズが出てき始めていて、いわゆるオフスプらしい曲というのも、この辺から確立してきた感がありますね
感想
聞いた感じは、以後のアルバムと比べると、やっぱりちょっと音が軽いなーって思ってしまう
ただそれでも、ファーストと比べたら全然いいです。
またファーストとはだいぶ雰囲気が違うというか、かなり曲も洗練されてきた雰囲気。曲作りのやり方が確立してきたのかも
本当に音質だけ。ギターもドラムも薄いし、ベースの音も低音が響かない。。。(ファーストと比べたらマシだけど。70~80年代前半の音楽みたいな音してる)
超速チューンも多いので以後のアルバムと同じようにノれます
ちょこちょこあるレゲエっぽい曲は個人的にはあまり好きではない一方、SessionやWe are one、Dirty Magicは本当に大好きです。
曲はホント良いです。