全ての曲を和訳したのでまとめ
Surfrinder Association
No.13
(ジターバグ)
A Song For James
Wannabies
Insane
My Friend Is Falling Down
Dancing In A Circle
Cuomo
(金星)
So Sad
レビューとかメモ
エルレガーデンのセカンドフルアルバム。ミニアルバムも含めたら4枚目。
世間的には、エルレがブレイクしていく直前のアルバムという感じです
このアルバムでそこそこぐらい売れ、この次の「Pepperoni Quattro」で爆発したというような
シングルにもなったジターバグは、自分が中高生になるころ(00年代中盤)にはエルレといえばこれを挙げ、結構好きな人が多かった印象です。(日本語詞なので記事は作ってませんが)
前の作品と比べると、全体的にサウンドやメロディも聴きやすく、ポップな感じのメロコアパンク。叙情系オルタナもちょっとあるけど、速いメロコアパンクがはっきり増えてきたのも特徴かな。
ちなみにこれの製作中、前の「My Own Destruction」が売れなくて、事務所は傾き、ジターバグをだしたあたりのラジオで言うには細美さんにも結構借金があったよう
売れる作品作ろうよ、ってスタッフにも言われたらしいですが、結局やりたいことやる、と振り切るまでには時間がかかったようです。
楽曲紹介
Surfrinder Association
一曲目は、歪んでいないギターでかき鳴らすところから始まる、さわやかなちょっ速パンク
歌詞は仕事や彼女も放り出してサーフィンに行く様子。
アルバム名のBRING YOUR BOARDは、この曲の歌詞の「~All I've got to do is to bring my board~」からきてます
No.13
一曲目の勢いをそのままに、速い曲調の曲
ベスト盤には入ってませんが、ライブではよく演奏されてる曲です。
歌詞は、友人をきっと大丈夫だろうけど、、送り出す様子
No.13は送り出す場所か関係する何かを表す記号のようなもの。一部のファンには休止中のエルレを待つ場所のように使う言葉になっていたり。
A Song For James
ジターバグが終わったら、少しテンポを落としたミドルテンポな4曲目
"Fuck my sit up"という、ラジオのような音の声で曲が始まります。
歌詞は、助けがなく一人で俺はやらなきゃ、と思っているようなもの。
Wannabies
前四曲と比べると、静かめな感じで始まる曲。テンポもゆったりめ。エルレのゆったり目なので、ミドル~ハイテンポくらいですが。サビは盛り上がる感じですが。
歌詞は、有名人になりたいとかいうけど、自分が自分のオリジナルで自分というお話の主人公なんだよ、というもの
Insane
アコギで始まり、更にかなり静かな雰囲気の曲。パンクというよりエモって感じですね。
歌詞も、エモい、って感じです。
My Friend Is Falling Down
テンポはゆっくり目ですが、一曲前のInsaneよりはちょっと元気な曲
歌詞は、彼女にフラれた友達を励ますもの
Dancing In A Circle
エモいまま少しテンポを上げた感じの曲。この曲結構好きです。
歌詞は、同じ場所に集まった仲間同士が古巣を後に色んな思い出を懐かしむ様子
キャンプとか合宿でもしてるような感じにも見えます
Cuomo
スローに近いテンポの1分半程度の小曲。
歌詞は、ウィーザーのボーカルリバース・クオモのこと。
スタイル的に、エルレと近いものがあるバンドのボーカルです。
So Sad
スローテンポのエンディング曲
スローなメロディーはメジャーキーでかなり明るい感じなのに何となくもの悲しく、歌詞の独りぼっちな感じと合わせて、非常にエモいです。