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【英文法講座-3】五文型③~自動詞と他動詞、どの文型か決定するには

2019年5月1日

前回分はこちらから【英文法講座-2】五文型②~五文型がわかると文の意味が分かる

 

はじめに

英語の学習にはいろいろありますね

英語の本を読んでみたり、教材の音声や、洋楽を聞いてみたり、

最近だったら英語の動画をネットで探して眺めてみたりなどなど

 

しかし、英語の学習を進めていくと、どこかで必ず文法の勉強をすることになります

 

文法はめんどくさい、という印象のある人も多いかもしれません。

しかし、マニアックなものでなければ、ほとんどの文法は基本的に英語を読むときにも、聞くときにも、話すときにも必ず役に立つ大事な知識です。

難しく考えすぎず、サクッと理解して、使えるようにしてきましょう

 

前回は、

前回は

文型にはSV SVC SVO SVOO SVOCがある

SVOO SVOCは文型がわかれば意味も分かる

 

という内容でした。

 

今回はどうやって文型を決定するか考えていきたいと思います

 

文型を決定する材料

さてどうやって文型を決定しましょう

簡単な文章だったら何となく判断できそうだけど、長い文章だと、、、

 

とか思ってませんか?

ちゃんと方法があります

 

材料は最初の回で説明しました

「主語は名詞」

 

 

というわけでまず

①最初にくる名詞を探しましょう

それがS(主語)です。また一文において、主語は基本的に一つです。

また、名詞以外のその他副詞などの品詞や、名詞でも前置詞句内の名詞(toやinなどの直後についている名詞。(in this townのthis townなど))、従属節内の名詞(ifやbecause, that,who,how,what,why,when,which節などの中にある名詞(例えばif i could do that thing,...のIや that thingなど ))はひとまず全部無視です

 

②主語の次に来る動詞を探す

それが文のV(動詞)です。一文に対して動詞も主語と同じく一つです。

一先ず動詞以外toの直後の動詞や、従属節内の動詞は無視しましょう

(読解でしか使えませんが、主語より先に動詞を探す方が速いときもあります)

 

 

 

さてここからが大変

 

③動詞が自動詞が他動詞か見分ける

ここが文型を判断するうえで一番大切ですね

 

まず自動詞とは、後ろに目的語を持てない動詞です

例えばwalk、これは「歩く」という意味ですが、基本的に自動詞なので、後に目的語をつけることはできません

 I walk in a town.
S V      M(副詞)

私は町を歩く

目的語を取る場合は、なにか前置詞をつけて、副詞句とすることが多いですね

 

また見つけた動詞が自動詞である場合、後ろに目的語を取れないので、自動的にとる文型はSVかSVCに決定です

 

 

次に、他動詞について

他動詞は目的語を取る動詞です

He haven't seen a panda before.
S                V         O
彼はパンダを見たことがない

ここで使う「see」は「~を見る」という意味の他動詞であり、目的語を取るので、

文型はSVO, SVOO, SVOCのどれかですね

またSVOOやSVOCはとる動詞が限られているので、この時点でほぼどれかに決定できるでしょう。

決められない場合はもう少し読み進めてみて、名詞が二つあるかどうかでSVOOかどうかを判断したり、目的語の後に補語らしい語(目的語を修飾しそうな形容詞、形容詞句など)があるかどうかで判断しましょう。

どちらでもない場合はSVOでしょう

 

 

文型を判断できるようになるために

単語帳で覚える段階で、その動詞が自動詞か他動詞かは覚えておきましょう

 

また語によっては、自動詞と他動詞、どちらの属性も持つ場合があります

が、これは決してごちゃまぜにして使っていいということではなく、自動詞の時と他動詞の時で違う意味を持つのが普通です

 

 

 

まとめ

文型を判断するには

 

主語と動詞を見つける(関係ない語はまずは全部無視)

動詞が自動詞か他動詞を判断する

 

これが大事ということでした。

 

では今回はここまで

 

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