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Rubber Soul The Beatles

Norwegian Wood (This Bird Has Flown) /The Beatles【和訳】

2018年5月31日

和訳

前に女をひっかけた
もしくは、彼女がおれをひっかけたというべきか
彼女は自分の部屋を見せてくれた
これは素敵なノルウェー産の木

ゆっくりしていくよう彼女は求め
好きなところに座ってとも言った
それで僕は見渡したけど、
椅子が一つもないことに気付いた

僕は敷物の上に座って、その時を待つ
彼女はワインを飲んでいる
二時まで話して、そして彼女は言った
"ベッドの時間ね"

彼女は朝働いていることを話して、笑いだした
僕は何もしてないって言って、もがき出て風呂で寝た

そして、起きると僕は一人だった
鳥は飛び立ってしまった
それから、僕は火をつけた
いいねえ、ノルウェー産の木は

 

意味やメモ

日本では、ノルウェイの森として有名なこの曲
ただ訳し方に結構論争があるようで。

特に題名にもつかわれている、Norwegian Woodの部分。副題のThis bird has flownとか、テーマメロディを奏でるマンドリンのイメージがノルウェイの森って雰囲気にピッタリではありますよね。多分その辺から、森、っていう表現が来てますね。

しかし、woodは不可算では森を意味することはないので、木材のように解釈するのがいいでしょう。家だか家具だかの。

ちなみに森、って意味にするならwoodsやa wood。

 

全体としては、ナンパした話ですね。
女の子と仲良くなって彼女の家まで行くと、家だか家具だかがノルウェー産の木材でできてた。

いくとこまで行ったはいいが、なんか気にくわなくて(夜二時まで話して私朝から仕事なの、っていうのは何もさせてくれなかったって事だと思いますが)
一人で寝たら、彼女はいなくて、虚無感。その後何かしらに火をつける。
ノルウェー産の木はいいねえ、って言ってるんで、家だが家具(おそらく家)を燃やしちゃったってところなんでしょうか?

最後地味に衝撃。
燃やしたのが家って断言しているわけではないけど。

余談ですが、筆者は地味に映画で好きになった組です。これは少数派だろうな。
題名は毎回訳していませんが、ノルウェイの森、で知られているのだから、ノルウェイの森でとりあえず良いのかなと。
ノルウェー産の木、とかじゃ何の曲かわからないですもんね。

 

単語、表現

wood(不可算):材木、まき
bide one's time:最適なタイミングを待つ
in the morning: 朝に、午前中に

 

原詩

I once had a girl
Or should I say she once had me
She showed me her room
Isn't it good Norwegian wood?
She asked me to stay
And she told me to sit anywhere
So I looked around
And I noticed there wasn't a chair
I sat on a rug biding my time
Drinking her wine
We talked until two and then she said
"It's time for bed"
She told me she worked
In the morning and started to laugh
I told her I didn't
And crawled off to sleep in the bath
And when I awoke I was alone
This bird had flown
So I lit a fire
Isn't it good Norwegian wood?

 

-Rubber Soul, The Beatles
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